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土地・空き家のこと

2025.01.20

空き家にも防犯対策が必要!対策しないリスクとできる対策を解説!

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こんにちは。郡山市の不動産会社「アイエス宅建」の鈴木です。

 

「親から受け継いだ空き家を所有しているけれど、防犯対策をしたほうが良いのだろうか」と不安に思っている方もいるのではないでしょうか。

空き家の防犯対策が不十分だと、犯罪に利用されたり、盗難・放火などの被害に遭ったりすることもあるため、防犯対策は必要です。

 

今回は、空き家の防犯対策を怠った際に考えられるリスクをお伝えし、空き家の防犯対策をご紹介します。

お悩みの方はぜひ参考にしてください。

空き家

 

 

空き家には防犯対策が必要!考えられるリスクとは

金品や家財道具は置いていないからと、空き家に防犯対策は不要とお考えの方もいらっしゃいますが、空き家にも防犯対策が必要です。

その理由は、空き家の防犯対策を怠ることで、さまざまなリスクが発生するからです。

 

空き家の防犯対策を怠った場合に発生する可能性のあるリスクをお伝えします。

 

不法侵入・不法占拠

人が住んでいない状態だと判断されると、不審者に不法侵入される恐れがあります。

勝手に家を使われたり、家の中を荒らされたりする可能性も。

水道やガス、電気などが使用された場合、それらの費用も負担することになってしまうかもしれません。

長期間住みつかれてしまうということもあり得ます。

 

また、空き家は犯罪の拠点にされてしまうこともあります。

知らないうちに振り込め詐欺の拠点や、違法薬物の取引場所として使用されてしまうケースもあるため、注意が必要です。

 

盗難

家財や金品を盗難される恐れもあります。

久しぶりに入ってみたら、家電製品や家具が盗まれていたということも。

「大きな家具なら大丈夫だろう」と思っていても、誰もいない空き家なら、人目につかない時間帯を狙って盗み出されてしまう可能性があります。

庭木や庭石を持ち出されることも珍しくありません。

 

空き巣に入られて家の中を荒らされてしまい、片付けが大変という二次被害も生まれてしまうこともあります。

 

また、空き巣被害を警察に訴え出ることで、聞き取りなどにかなりの時間を割かれてしまいます。

なにより「知らない誰かが家の中にいた」というのは、気持ちの良いものではありません。

 

放火

老朽化が進んだ空き家は、人目に付きにくく、放火のターゲットにされることも。

ゴミが放置されていると燃えやすいこともあり、さらにリスクが高まります。

 

空き家だと火災の発見が遅れがちになり、近隣にも燃え移って大きな被害が出てしまう恐れもあります。

 

不法投棄

庭木が荒れ放題になっている空き家は、見通しが悪く、ゴミを不法投棄される可能性があります。

また、不法に侵入された場合、侵入者がゴミを残していくことも考えられます。

ゴミの不法投棄は犯罪にあたりますが、不法投棄した人物を特定できない場合は、空き家の所有者がゴミを処分する必要があります。

 

空き家を管理せずに放置するリスクについては、こちらもご覧ください。

空き家の放置はNG?リスクやデメリット、解決方法を紹介

特定空き家とは?認定の流れやデメリットを解説

 

 

狙われやすい空き家とできる防犯対策

防犯カメラ

狙われやすい空き家は、侵入しやすい窓があるのが特徴です。

戸建に侵入するときは、玄関よりも窓からのほうが多いです。

防犯対策をしていない空き家なら、窓ガラスを割るなどの方法で簡単に侵入できてしまいます。

 

また、人通りが少ない場所にある空き家も狙われやすいです。

人通りが少ない場所にある空き家は、侵入したり物を盗んだりしても、人に見られるリスクが低いため、通報もされにくいです。

 

さらに、角地にある空き家は、2面の道路に面しているため、逃走経路が確保しやすいという特徴があります。

侵入したところを目撃されても、別の道路から逃げられる可能性が高いため、角地にある空き家は狙いやすい家といえます。

 

空き家が狙われないためには、対策が必要です。

どのような対策が有効かをお伝えしますので、参考にしてみてくださいね。

 

空き家の管理を定期的に行う

空き家が狙われないためには、空き家を定期的に管理し、狙われにくい環境をつくると良いでしょう。

人の出入りが増え、清掃が行き届いていれば、ターゲットにされるリスクを防げます。

一方、ゴミが散乱していたり、庭が荒れていたりすると、「狙いやすい空き家」だと判断されてしまいます。

 

清掃以外にも、庭木の剪定や郵便物の管理、家の不具合の補修などをしていれば、「しっかりと管理されている家」だと判断され、狙われにくくなります。

 

また、空き家の近隣の方とのコミュニケーションが取れていることも防犯対策にもつながります。

「何かあったら連絡をください」と近隣の方に連絡先を伝えておくことで、小さな異変にも気付きやすくなるでしょう。

 

空き家の管理の頻度ややるべきことについては、こちらを参考にしてください。

空き家はどのくらいの頻度で管理すべき?管理できないときの対処法

 

防犯カメラを取り付ける

防犯カメラを設置することで、防犯対策をしている家だと判断され、狙われにくくなる効果があります。

万が一犯罪者に狙われても、録画機能があれば、証拠として提出することもできます。

 

夜間でも鮮明に映るものや、遠方でもリアルタイムで確認することができるカメラもあります。

 

防犯グッズを活用する

窓ガラスに防犯フィルムを貼ったり、窓や扉に防犯ブザーを設置するのも有効です。

防犯フィルムは窓を強化できるので、割れにくくなり、防犯ブザーは異常を感知すると大きな音が出るため、侵入対策になります。

防犯ガラスへ交換するのも良いでしょう。

 

ほかにも、人の動きを感知して点灯する防犯センサーを取り付けると、暗い夜でも突然明るく照らされるので、侵入者を驚かせて防犯効果を高めることができます。

 

また、補助鍵を設置して、セキュリティ対策をするのもおすすめです。

電子錠やロック付きクレセント錠などの補助鍵を玄関や窓に設置すると、鍵を開けるのに時間がかかり、諦めてしまうケースがあります。

補助鍵は、ホームセンターなどで購入できるものもあり、自分で取り付けることも可能です。

 

空き家の見守りサービスやホームセキュリティを利用する

遠方などで空き家の管理が難しい場合、見守りサービスを利用するのも良いでしょう。

警備会社や不動産会社などが行なっているサービスで、月5千円~1万円ほどの管理料金がかかりますが、所有者に代わって空き家の管理をしてもらえます。

 

また、ホームセキュリティを利用するなら、24時間365日見守りをしてくれる上に、火災やガス漏れを確認してくれるなどのサービスもあります。

ただし、プランによって料金は違いますが、月々の費用に加え、初期費用がかかるケースがあり、利用費用が高額になる場合もあります。

 

 

空き家の防犯対策が難しい場合はどうする?

空き家の管理や防犯対策が難しい場合は、売却がおすすめです。

 

空き家を売却して手放してしまえば、防犯対策にかける手間や費用がかからなくなり、売却して利益を得られるケースもあります。

「遠方で空き家の管理が大変」「管理費用がかかって困っている」などのお悩みからも解放されます。

 

立地が良く築年数が浅いなら、不動産会社に仲介してもらい希望者に売却する不動産仲介での売却がおすすめです。

都市部で駅まで近い物件や、郊外でも生活利便性の高い物件、築年数が20年以内の物件などが当てはまります。

 

立地が悪く築年数が古い場合、不動産会社に買い取ってもらう「不動産買取」という方法もあります。

なかなか買い手がつかないような空き家でも、そのままの状態で買い取ってくれるケースがあります。

 

不動産会社が直接買い取ってくれるため、スピーディに売却できるのもメリットです。

 

 

空き家の防犯対策で不法侵入や盗難などのリスクを防ごう

空き家は防犯対策を怠りがちですが、不法侵入・不法占拠、盗難、放火、不法投棄などのリスクがあるため、防犯対策は必須です。

 

空き家でできる防犯対策としては、定期的な空き家の管理、防犯カメラ・防犯グッズの活用、空き家の見守りサービス・ホームセキュリティーの利用などが挙げられます。

 

空き家の防犯対策が難しい場合は、空き家の売却をご検討ください。

手放してしまえば防犯対策にかける手間や費用がかからなくなります。

立地が良く築年数が浅いなら不動産仲介、立地が悪く築年数が古いなら不動産買取など、売却手段も複数あります。

 

郡山市で不動産売却をお考えなら、不動産会社「アイエス宅建」にご相談ください。

お客様一人ひとりにあったアドバイスで不動産売買をサポートいたします!

 

この記事を書いた人

代表取締役 社長鈴木 超示良

一緒に働く従業員がともに夢をもち、同じ理念のもと明るく楽しく気持ちよく働ける会社にすることで、不動産売買仲介業を通してお客様の理想を実現してまいります。

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