土地建物がいくらくらいなのか全くわからない

ご相談内容

　小さいころに数回言ったことのある場所で、住んだことはない物件で場所もあまりわからないです。
基本的にいくらくらいなのかをまずは知りたいです。
　使う予定のない不動産なのでいずれにしても売却をしなければいけないなと漠然と思っていました。

ご提案した解決策

　物件は川が近くにある立地で、過去に大型の台風の際に水災を受けてしまったハザード該当の場所でした。
現在では水災防止のため河川周辺の工事が進んでいますが、不動産売却の際には水害の有無を告知する必要もあり、また心配される方もいらっしゃるのが現状です。
建物自体は築年数は経過していましたが、その災害時に改修工事をしていたため年数以上に綺麗といえる状態であり、お問合せは多くいただいておりました。

　しかし、同様の物件と比較してお問合せが多いにもかかわらず成約には至らず、価格をさらに少し下げるとお問合せ数は増えるも、やはりそこから先に進まないというミスマッチが生まれてしまいました。
そのまま委託販売にて継続する方法もありましたが、半年以上そのような状態が続いたこともあり、当初ご提案しておりました下取りの方向で売主様にご納得いただき進めることとなりました。
　
　手取の価格は委託販売で成約となった場合と比較すると、半額以下になってしまいましたが、下取りを選ばれたことで手間がなくスッキリと引渡しとなりました。
後のリスクもなく売却をするという事になりお喜びの声をいただきました。

担当営業として大切にした要点

　今回は、委託販売→下取りでご売却ができたケースでした。
　売主様は当然、販売活動を経てからでも、今回のように売り方を変更する事ができます。
　市場の動きや、買いタイお客様の声をもとにご納得できる売却方法のご説明を重視しました。