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土地・空き家のこと

2023.11.21

広い土地を売却したい!売却が難しいといわれる理由や売却方法をご紹介

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こんにちは。郡山市の不動産会社「アイエスホールディングス」の鈴木です。

 

広い土地は売却が難しいといわれています。

今回は、広い土地の売却が難しい理由を詳しくお伝えし、スムーズに売却するための方法をご説明します。

 

売却する際の不動産会社選びについてもお話ししますので、気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね!

売り地

 

 

広い土地の売却が難しいといわれる理由とは?

冒頭でもお伝えしたように、一般的に広い土地は売却が難しいとされています。

 

個人で土地を探している方は戸建て用の40〜70坪程度の土地を求めている方が多いという点が、理由の一つです。

それよりも広い土地だと、広すぎて使用用途に困ったり、価格が高くなってしまったりするため、買い手が付きにくい可能性があります。

 

また、広い土地が売りにくい理由として「用途地域」が定められていて、戸建てを建てる以外の目的で使えないケースがあることも挙げられます。

 

土地が広いと、住宅用としては売却しにくくても、マンション用やスーパーなどの商業施設用の土地として売却できないか…と考える方もいますよね。

しかし、地域によって建築できる建物の種類や用途が決められている場合があるので、その場合は従わなければなりません。

 

これを「用途地域」といいます。

用途を制限して、利便性が高く暮らしやすい街にするのが用途地域の目的です。

 

売却しやすくするためには、どの用途地域に入っているかも重要なので把握しておきましょう。

 

広い土地を売却する前に用途地域もチェック

用途地域は、住宅地域が8種類、商業地域が2種類、工業地域が3種類あり、合計13種類の区分があります。

 

住宅地域

  • 第一種低層住居専用地域
  • 第二種低層住居専用地域
  • 第一種中高層住居専用地域
  • 第二種中高層住居専用地域
  • 第一種住居地域
  • 第二種住居地域
  • 準住居地域
  • 田園住居地域

 

商業地域

  • 近隣商業地域
  • 商業地域

 

工業地域

  • 準工業地域
  • 工業地域
  • 工業専用地域

 

住宅地域には住宅や定められた建物以外は建てられない決まりになっており、たとえば「第一種低層住居専用地域」「第二種低層住居専用地域」「田園住居地域」には高さの制限があるので、階数の高いマンションなどを建てることはできません。

そのほか、「近隣商業施設」や「商業地域」であれば住宅以外に店舗や小規模な工場などが建てられます。

 

このような制限があるため、あまりに広い土地の場合はどのように売るか対策を立てる必要があります。

 

また、「広いから」という理由以外に、形状や接道状況などの条件が良くないといった、ほかの理由で売却が難しくなっている場合もあります。

売れない土地の原因については、「売れる土地・売れない土地は何が違う?特徴や売却の工夫を確認!」も、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

広い土地を売却する方法

相談の様子

広い土地を売却するにはどのような方法があるのか、詳しく説明していきます。

 

ちょうど良い広さに分筆して売却する

分筆とは、1つの土地を複数の土地に分けることです。

広すぎる土地を、戸建てにちょうど良い広さにして販売すれば、購入希望者が増える可能性があります。

価格が高すぎて売れにくい、ということもなくなります。

 

デメリットは、まず手続きに費用や時間、手間がかかる点です。

 

測量や登記などの必要があり、測量費用、登記費用、登録免許税がかかります。

登記をする場合に土地家屋調査士に依頼すると、報酬の支払いも必要です。

 

また、土地を複数に分けて複数回売却する行為は、事業性があると判断される可能性があるので、宅地建物取引業の免許がない個人売主が売却することはできません。

 

例えば土地を3つに分筆した場合、個人で売却できるのはその中の1つのみになります。

一定期間が過ぎれば、分筆した残りの土地も売却も可能にはなりますが、明確に定められていないので個人での判断は難しいです。

 

地域によっては「最低敷地面積」が定められていて分筆ができない場合もあるので、まずは不動産会社に相談してみましょう。

 

マンションなど住宅以外の用途で売却する

高さ制限のない用途地域ならマンション用として売却したり、店舗などの事業用で住宅以外の用途で売る方法もあります。

 

ただし先ほども少しお話ししましたが、第一種低層住居専用地域や第二種低層住居専用地域、田園住居地域では10mまたは12mの低い建物に限られるため、2~3階建てなどの低層階でしか建てられないことには注意が必要です。

 

駅に近い土地や子育て世代が多い土地など、利便性が高く需要のある土地なら、高値で買い取ってくれることもあるでしょう。

そのまま土地を売るだけなので、土地を分筆するよりも手間がなく、売却時に負担する費用も抑えられます。

 

不動産会社に買取してもらう

個人で買主を探すのが難しい場合、不動産会社に直接売却する「買取」という方法もあります。

 

買取なら、広い土地でもそのままの状態で買い取ってもらえます。

不動産会社は買取をした後、分筆して住宅用地として売り出したり、駐車場や太陽光発電用の土地として活用したりします。

 

購入希望者を自分で探さなくても良く、手間が少なくスピーディに売却できるのがメリットです。

 

ただし、買取では個人で売却するより価格が低くなってしまう場合が多く、不動産会社を通して買主を探す不動産仲介での売却と比べると、6~8割程度の価格になってしまう可能性があります。

 

買取については「不動産の仲介と買取の違いは?メリット・デメリットは?どっちを選ぶ?」でも詳しく説明しています。

 

 

広い土地を売却する際の不動産会社選び

広い土地は売却をするのが難しい場合が多いため、専門知識やノウハウを持った不動産会社に相談するのが良いでしょう。

 

さらに、物件のある地域での売却や買取の実績が多い不動産会社がおすすめです。

 

地域密着型の不動産なら、その地域の情報力を持っているので、地域に根差した販売活動も期待できます。

また、買取の場合は特に、買取実績が豊富な会社であるほど高値を提示してくれる可能性が高いです。

 

そして、どのような不動産会社を選ぶ場合も、複数の不動産会社を検討し、査定額が相場から離れていないか、親切に対応してくれるかどうかを比較して決めることが重要です。

 

不動産会社をいくつか選んで無料で一括査定ができるサービスもありますので、まずは気になる会社に依頼してみましょう。

 

 

広い土地を売却するなら信頼できる不動産会社に相談を!

広い土地は、広すぎて使用用途に困ったり、価格が高くなってしまうので、なかなか買い手がつかない可能性があります。

 

また、用途地域が決められていて、用途が限られてしまい、広い土地を活用しにくいという理由で売りにくい場合も。

広い土地を売却するには、ちょうど良い広さに分筆して売却する、マンション用や事業用として売却する、不動産会社に買取してもらうなどの方法があります。

 

不動産会社を選ぶときには、売りたい物件の地域の情報力があるか・売却実績が多いか、親切に対応してくれるかなどもポイントに選んでみましょう。

 

郡山市から県南地域の不動産売却なら、アイエスホールディングスへご相談を。

お客様一人ひとりにあったアドバイスで不動産売買をサポートいたします!

この記事を書いた人

代表取締役 社長鈴木 超示良

一緒に働く従業員がともに夢をもち、同じ理念のもと明るく楽しく気持ちよく働ける会社にすることで、不動産売買仲介業を通してお客様の理想を実現してまいります。

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