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不動産売却のコツ

2024.08.02

二世帯住宅を売却したい!売却が難しい理由やスムーズに売却するコツ

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こんにちは。郡山市の不動産会社「アイエス宅建」の鈴木です。

 

二世帯住宅は一般的な戸建てよりも売却しにくいといわれます。

しかし、二世帯住宅の特徴を知り、ポイントを押さえることでスムーズな売却も可能に!

 

今回のコラムでは、二世帯住宅をスムーズに売却するコツをご紹介します。

二世帯住宅の売却時の注意点もあわせてお伝えしますので、ぜひご覧ください。

二世帯住宅のイメージ

 

 

二世帯住宅とは?まずは種類を確認

二世帯住宅とは、親世帯・子世帯など、2つの世帯が1つの建物で一緒に暮らす住宅です。

建物のタイプと暮らし方によって、以下の3種類に分けられます。

 

完全分離型

親世帯と子世帯の住居が完全に分離されているタイプ。

玄関が2つあり、部屋や設備、内装も世帯ごとに分かれています。

左右に分かれるほか、1階と2階で上下に分かれているタイプも。

 

一部共用型

同じ建物内で、一部の居室や設備を親世帯・子世帯で共用しているタイプ。

例えば、玄関とお風呂は共用だが、リビング、キッチン、トイレは別々など。

 

完全同居型

建物の全ての居室と設備を二世帯で共用するタイプ。

一般的な一戸建てと同じ構造で、二世帯が同じ空間を共有して暮らすイメージです。

 

 

二世帯住宅の売却が難しいといわれるのはなぜ?

二世帯住宅は一般的な一戸建てと比べて、売却が難しいといわれるのには以下のような理由があります。

 

二世帯住宅の需要が限られる

そもそも二世帯住宅を探している人自体が少なく、住宅需要が限られているからです。

 

しかも、先ほどご紹介した通り、二世帯住宅は建物のタイプも種類が分かれています。

さらに、その家庭ごとに家族構成や必要な設備が異なるため、購入希望者のニーズに合うとは限らないのです。

 

売り出し価格が高くなりやすい

二世帯が一緒に暮らすため、二世帯住宅は一般的な戸建てよりも広く、部屋数も多いです。

完全分離型や一部共用型だと住宅設備も2つずつあることもあり、建築費が高くなります。

そのため売却時の売り出し価格が高くなりがちなことも、売りにくい理由の一つ。

 

中古住宅の購入を検討している方には「購入価格を安く抑えたい」というニーズがあるため、売り出し価格が高い二世帯住宅は敬遠されやすいです。

 

 

二世帯住宅のスムーズな売却を叶えるコツ

二世帯住宅をスムーズに売却するには、二世帯住宅の売却実績のある不動産会社に依頼する方法も一つですが、次のような売却方法も検討してみましょう。

 

タイプ別の売却アイデア

二世帯住宅として売却するほか、タイプによってはこんな売却アイデアがあります。

 

完全分離型の二世帯住宅の売却アイデア

住居スペースが完全に2つに分かれているので、プライバシーに配慮した二世帯住宅として売却するほか、2戸のアパートとして売却することもできるでしょう。

 

また、一方を賃貸や店舗、事務所などとして活用できる物件として売り出すことで、新たな需要を見つけられるかもしれません。

 

一部共用型の二世帯住宅の売却アイデア

玄関や水回りが共用で、居住スペースが個別に確保されているなら、シェアハウスとして売却する方法もあります。

不動産投資家向けの売却も選択肢に入れてみましょう。

 

完全同居型の二世帯住宅の売却アイデア

完全同居型の二世帯住宅は、完全分離型や一部共用型と比較して設備の重複がないため、売り出し価格を抑えやすいです。

購入しやすい価格の二世帯住宅として売却できます。

 

二世帯に限らず家族の人数が多い家庭にもアピールができるでしょう。

 

不動産買取も検討しよう

不動産買取とは、購入希望者を探すのではなく、不動産会社に物件を直接買取ってもらう売却方法です。

 

買取業者は不動産を買い取ったあとに、リフォームをして売り出します。

そのため、二世帯住宅でも問題なくそのままで買取ってもらえるのです!

 

不動産買取は、一般的な仲介での売却よりも売却価格は低くなりますが、買主様を探す手間なくすぐに売却できるメリットがあります。

 

 

二世帯住宅を売却する際の注意点

祖父母に料理を振る舞う家族

二世帯住宅の売却時には、物件の名義がどのようになっているかを確認しましょう。

名義人でなければ売却はできず、また、複数人で共有や区分所有をしている場合は売却には名義人全員の同意が必要です。

  • 単独名義:親または子が単独で所有権を持つ
  • 共有名義:親、子の両方が共有で所有権を持つ
  • 区分所有名義:二世帯住宅を2つの住宅とみなし、親と子がそれぞれの所有権を持つ

 

区分所有の場合は、自分の所有分はもう片方の同意を得ずとも売却可能です。

しかし、トラブルの元となりますし、二世帯住宅の一部分だけを購入したい希望者がいるとは考えづらく、現実的ではありません。

どのパターンであっても、二世帯でよく話し合い、お互い納得をして売却を進めましょう。

 

不動産の売却の流れや名義変更の手続きなどはこちらのコラムでも解説しています。
あわせてご覧ください。

不動産売却の契約の流れをご紹介!手続きで必要な書類も確認

不動産売却を名義人以外が行う方法は?名義変更の流れも解説

 

 

二世帯住宅は工夫しながらスムーズな売却を目指そう!

二世帯住宅の売却は、一般的な住宅よりも難しいといわれます。

その理由は、二世帯住宅の需要が限られ、売り出し価格が高くなりがちだからです。

二世帯住宅の中でも、完全分離型、一部共用型、完全同居型など、建物の構造や間取りが異なるため、購入希望者のニーズに必ずしも合うとは限りません。

 

住宅のタイプによっては、賃貸や店舗、事務所付き物件やシェアハウスとしての需要がないかも検討してみましょう。

 

なお、売却時には不動産の所有権がどのようになっているかを確認することも必要。

単独名義、共有名義、区分所有名義のパターンがありますが、いずれの場合も二世帯でよく話し合い、お互いが納得した上で売却を進めましょう。

 

郡山市で不動産売却をお考えなら、不動産会社「アイエス宅建」にご相談ください。

お客様一人ひとりにあったアドバイスで不動産売買をサポートいたします!

この記事を書いた人

代表取締役 社長鈴木 超示良

一緒に働く従業員がともに夢をもち、同じ理念のもと明るく楽しく気持ちよく働ける会社にすることで、不動産売買仲介業を通してお客様の理想を実現してまいります。

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