不動産売却お役立ち情報ブログ

不動産売却のコツ

2024.01.25

不動産売却でリノベーションをするメリット・デメリットをご紹介

facebook

twitter

line

こんにちは。郡山市の不動産会社「アイエスホールディングス」の鈴木です。

 

不動産売却の際に「リノベーションしてきれいにすれば高く売れるかも」と考える方もいるでしょう。

しかし、不動産売却時のリノベーションは、メリット・デメリットがあるため、よく検討する必要があります。

 

そこで今回のコラムは、不動産売却時のリノベーションについて解説します。

リノベーションのメリット・デメリットを理解した上で、必要性を検討しましょう。

リノベーションした部屋

 

 

不動産売却でリノベーションをするメリット

そもそも「リフォーム」と「リノベーション」の違いをご存じでしょうか。

 

リフォームは老朽化や損壊した住宅を修繕して、新築のきれいな状態に戻すことを指します。

マイナスになっている部分をゼロに戻す工事で、例えば「破れた壁紙を張り替える」「不具合のあるキッチン設備を交換する」といった工事が該当します。

 

一方、リノベーションは住まいに新たな機能や魅力をプラスし、付加価値を高めることです。

「間取りを変更して広いLDKにする」「最新のアイランドキッチンに入れ替える」など、機能性や利便性を新築時よりも向上させる工事が該当します。

 

物件の魅力が上がり、高く売れる可能性がある

不動産売却でリノベーションをするメリットは、高く売れる可能性があることです。

老朽化や損壊が見られる部分を修繕して中古物件のマイナス面を解消すると同時に、最新設備の導入や間取りの変更などで暮らしやすさもアップして、物件の魅力が上がります。

 

購入希望者へ与える印象も良くなり、「こんな家に住みたい!」と思ってもらえれば、スムーズな売却につながるでしょう。

リノベーション済みであれば、買主にとって購入後に即入居できるというメリットがあり、購入を決める理由の一つになる可能性もあります。

 

 

不動産売却でリノベーションをするデメリット

不動産売却時にリノベーションは不要という意見もあります。

リノベーションすることによって考えられるデメリットをご紹介します。

 

リノベーション費用を回収できない可能性がある

リノベーションにかかった費用は、物件の売却価格に上乗せするのが一般的。

しかし、中古物件を購入する人は「価格が安い」ことに魅力を感じる方が多いです。

 

そのため、物件価格が高いと購入してらえず、リノベーション費用を上乗せできないケースも。

結果として、リノベーション費用を回収できずに、持ち出しが増えてしまう可能性があります。

 

リフォームは部分的な修繕にとどまるケースが多いですが、リノベーションは壁の移動や撤去などを含む間取り変更、水道管の交換・移動など、設備の入れ替えなど大規模な工事となるケースが多く、費用も高額になりがちです。

 

購入希望者の好みに合わないと売れにくくなる

中古物件の購入者には「購入後、自分の好きなようにリノベーションしたい」という方も多いです。

 

きれいにリノベーションされていたとしても、それが購入者の好みに合わなければ購入してもらえません。

そのため、価格が高くなるリノベーション済み物件は避けられてしまう可能性も。

 

リノベーションをせず、そのまま安い価格で売ったほうが売れやすいケースも多いのです。

 

なお、不動産売却がスムーズに進まないのには、ほかにもさまざまな原因があります。

こちらのコラムでは家が売れない原因についてさらに詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

家が売れない原因とは?対処法や売れないときのNG行動も解説

 

 

不動産売却でリノベーションをすると資産価値はどうなる?

部屋の図面

不動産は築年数が増えるとともに資産価値が下落していきますが、リノベーションで新たな魅力や付加価値をプラスした場合は、資産価値の下落を防げる可能性もあります。

 

住まいの機能性や利便性が高まることで、購入希望者からのニーズが高まるからです。

 

ただし、リノベーションをして資産価値を維持・向上できる物件には、そのほかにも以下のような条件に当てはまっている必要があります。

  • 立地が良い
  • 生活しやすい周辺環境
  • 物件の状態が良い
  • リノベーションが個性的過ぎない

 

多くの人にとって暮らしやすい条件が揃っている物件はそもそもニーズが高い物件です。

リノベーションによって経年によるマイナス面を改善することでさらにニーズを高め、資産価値も高めることができるでしょう。

 

ただし、ご紹介した通り、不動産売却時のリノベーションは費用の回収が難しいことが多いです。

不動産売却時のリノベーションが有効かどうかは自己判断せず、不動産会社に相談して検討することをおすすめします。

 

 

不動産売却時のリノベーションはメリット・デメリットを踏まえて判断

リノベーションとは、建物に新たな付加価値をプラスする改修工事です。

最新設備を入れたり、使いやすい間取りにしたりして、新築時よりも住まいの機能性や利便性が向上します。

 

不動産売却でリノベーションするメリットは、魅力的な物件ということで高く売れる可能性があることです。

特に立地や環境が良い物件は、リノベーションをすることでニーズがさらに高まり、伴って資産価値が高まることも期待できます。

 

ただし、中古物件の購入では「安く買いたい」「購入後、自分で自由にリノベーションしたい」という需要も多いです。

そのため、物件価格が高くなりがちなリノベーション済み物件は避けられる可能性があることがデメリット。

 

不動産売却時にリノベーションをするべきかは、自己判断せずに不動産会社に相談しながら検討しましょう。

 

郡山市で不動産売却をお考えなら、不動産会社「アイエスホールディングス」にご相談ください。

お客様一人ひとりにあったアドバイスで不動産売買をサポートいたします!

この記事を書いた人

代表取締役 社長鈴木 超示良

一緒に働く従業員がともに夢をもち、同じ理念のもと明るく楽しく気持ちよく働ける会社にすることで、不動産売買仲介業を通してお客様の理想を実現してまいります。

facebook

twitter

line

不動産に関する
ご相談・お問い合わせ・査定は
全て無料で承ります。

豊富な実績と経験で自信を持って
最善のご提案をいたします。
お気軽にお問い合わせください。