こんにちは。郡山市の不動産会社「アイエスホールディングス」の鈴木です。
不動産会社選びは、不動産売却の成功を左右すると言っても過言ではありません!
とはいえ、初めての不動産売却ではどんな不動産会社を選べば良いのか悩んでしまいますよね。
そこで今回のコラムでは、不動産売却における不動産会社の選び方を解説します。
不動産会社を選ぶときに押さえるべきポイントはどこか、大手不動産会社と中小の不動産会社ならどちらがどんな特徴があるかなどもご紹介していきます。
これから不動産売却を進める予定の方は、ぜひチェックしてみてください。
不動産売却前にまず不動産会社のここをチェック!
不動産会社の特徴や得意・不得意を見る前に、まずは不動産仲介業者として必要な資格を満たしているかチェックしてみましょう。
不動産仲介業を行うには、「宅地建物取引業免許」の免許が必要です。
会社のホームページや担当者の名刺などに「国土交通大臣免許 (●) ○○○号」、「○○県知事免許 (●)○○○号」といった免許番号が入っているかをまずチェック!
(●)の中には、免許の更新回数(数字)が表記されています。
宅建業の免許は5年に1度の更新が必要で、()内の数字が大きいほど、経験年数が長い企業ということが分かります。
また、過去に宅建業法違反などを犯し、行政処分を受けた履歴がないかもチェックしてみましょう。
不動産会社が免許を受けた行政庁(都道府県、または国土交通省の地方整備局)にある業者名簿を確認するか、国土交通省の「ネガティブ情報等検索システム」で社名や期間などから検索もできます。
ただし、過去に行政処分を受けているからといって必ずしも悪質な会社とは限りませんので、あくまでも一つの指標としてください。
不動産会社の選び方。決め手にすべきポイントは?
次に、不動産売却をできるだけスムーズに・早く売却するために、不動産会社の選び方でポイントとすべき点を3つご紹介します。
【1】物件のあるエリアに詳しい
売却予定の物件があるエリアの不動産会社または、そのエリアについて詳しい不動産会社であることは欠かせません。
そのエリアで長年営業をしていることで、地元の顧客をたくさん抱えている可能性があります。
エリアの情報が集まるのも早く、また地域の魅力も把握しているので、購入希望者へ立地についてのメリットも伝えやすいでしょう。
【2】販売実績が豊富
過去にどんな物件をどのくらい販売していたかも必ずチェックを。
不動産会社によって、戸建てが得意、マンションが得意、単身用物件が得意など、取り扱う物件にも得意・不得意があります。
売却予定の物件と同じような物件の売却実績が豊富な不動産会社なら、ノウハウの蓄積もあり、スムーズな売却が期待できるでしょう。
不動産会社のホームページなどで確認できることが多いです。
【3】対応が丁寧かつスピーディ
問い合わせや質問、相談について、親身にしっかり対応してくれる誠実な不動産会社、そして担当者を選びましょう。
初めての不動産売却では分からないことだらけですから、要望や希望を聞いたうえで売主に寄り添った有益なアドバイスをしてくれる不動産会社だと安心です。
また、対応のスピード感も重要。
問い合わせへの対応が遅いと不信感を持ってしまいますし、不動産売却は時間がかかるほど売却価格が下がるともいわれています。
大手と中小不動産会社の特徴とメリット・デメリット
ネームバリューのある大手不動産会社と地域密着型の中小不動産会社では、どちらを選ぶのが良いでしょうか。
それぞれの特徴やメリット・デメリットをご紹介しますので、自分にあった不動産会社選びの参考にしてみてください。
大手不動産会社の特徴やメリット・デメリット
全国にいくつも営業所を配置しているような大手不動産会社は、ネームバリューがあるため、売主・買主にとっても安心感が高いです。
家を探しているときに、まずは大手不動産会社に問い合わせる・検索してみるという方も多いですし、営業所同士で物件や顧客を紹介し合うこともできるので、チャンスが広がりやすいでしょう。
資本力があるので、不動産売買に関連するサービスが充実していたり、社員教育が行き届いていたりなど、安心して売買を任せられるのではないでしょうか。
ただし、全国に営業所があり頻繁に転勤があるような場合は、担当者によって把握しているエリア情報などに差がある可能性があります。
また、ノルマが厳しい会社では、売りやすい物件を優先して売りにくい物件は敬遠されることがあるかもしれません。
中小不動産会社の特徴やメリット・デメリット
中小不動産会社は、地域密着で同じエリアで長く営業しているケースが多いので、エリアの情報に精通し、多くの顧客を抱えているのがメリット。
大手ほどたくさんの案件対応ができないかもしれませんが、その分、1件1件に寄り添い、親身に対応してくれるでしょう。
注意点としては、大手と比べて知名度が高くないので、選択肢の1番に上がりにくいこと。
また、不動産会社によって得意・不得意がはっきりしていることがあるので、売却予定の物件やエリアが得意であるかをしっかり見極める必要があるでしょう。
不動産売却での「仲介」と「買取」の違いとは
不動産売却の方法には、「仲介」のほかに「買取」という方法もあります。
仲介とは、売主から依頼された不動産会社が販売活動を行い、買主との交渉や契約手続き、引き渡し手続きのサポートなどを行います。
市場で購入希望者を探すので、需要の高い物件なら高く売れる可能性がありますし、専門知識が必要な契約手続きなどをサポートしてくれるので安心です。
ただし、物件の条件によっては売却までに時間がかかる場合があります。
また、売買契約が成立すると仲介手数料を支払う必要があります。
不動産売却の仲介手数料については「不動産売却の仲介手数料はいくらかかる?上限額や計算方法もご紹介」のコラムで詳しくご紹介しています。
売却金額に応じて上限金額が定められているので、高く売れるほど仲介手数料も高くなります。
一方、買取とは、不動産会社が不動産を直接買い取る方法です。
購入希望者を探さなくてよいので売却がスピーディに進むのがメリットで、早ければ数日、長くても1カ月程度で売却完了・現金化が可能です。
仲介ではないので、仲介手数料もかかりません。
売却価格が市場の7~8割程度と安くなることが注意点ですが、立地や築年数の条件が悪くなかなか売れづらい物件や、早く売却して現金化したいといった場合にはメリットが大きい方法です。
不動産売却時の不動産会社の選び方をチェック! 信頼できる業者を選ぼう
不動産売却をスムーズに進めるには、どんな不動産会社に依頼するかが重要です。
まずは宅建業の免許番号や行政処分の履歴などを確認したうえで、物件のあるエリアに精通しているか、販売実績が豊富か、対応が丁寧でスピーディかといった点をポイントに、信頼できる不動産会社を選びましょう。
大手不動産会社と中小不動産会社のどちらが良いか迷っている場合は、それぞれの特徴やメリット・デメリットを確認したうえで判断してくださいね。
大手はそのネームバリューによる安心感や企業規模からくる充実したサービスなどがメリット。
中小は地域密着型でエリア情報や顧客を抱えていること、親身な対応などがメリットです。
また、不動産売却の方法は仲介のほかに買取という方法もあります。
売却価格は仲介よりも下がりますが、仲介手数料がかからず早く現金化できるというメリットもあるので、売却方法のひとつとして検討してみてください。
福島県南地域の不動産売却なら、不動産会社「アイエスホールディングス」へご相談を。
お客様一人ひとりにあったアドバイスで不動産売買をサポートいたします!